“ものづくりは人づくり”である。
このことは、AI、IoTなどの情報技術の活用が進んでも「不変の原則」であり、いくら経営環境が変わろうとも、改善活動を通じた人材の育成と現場力の向上が必要であることに変わりはない。
一方で、製造現場の管理監督者からは、「改善点が見つからない」、「改善活動が停滞している」、「改善力が上がらない」との声を多く聞く。
この研修では、トヨタの強さの原点とされる「改善魂」の視点から自社の改善活動の問題に気づくとともに、改善チーム活動の進め方や、強い危機感を背景に今後の活動で取り入れるべき課題について、事例を交えながら実践的に学ぶ。
改善魂:ここを改善すればこう良くなるということが分かったら、どんなことがあってもそれを改善せずにはいられない。
1.トヨタに学ぶ改善魂
(1)トヨタにとっての改善の重要性
(2)改善魂とは
(3)自社の改善活動を振り返る
2.チームについて考える
(1)グループとチームの違い
(2)チームの型とメンバーの役割
(3)自分の改善チームを振り返る
3.改善魂のあるチームづくり
(1)改善チームのあり方
(2)危機感を持て~今後の活動で取り入れるべき課題~
(3)今こそ改善魂だ!(まとめ)
4.改善活動の改善計画の作成
(1)【個人ワーク】 各自の計画作成
(2)【グループワーク】対策の発表と討議
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